ライブって良いですよね。
ラブライブは2020年2月にCYaRon！の単独ライブを開催して以降、長らくリアルライブを休止していました。
（オンラインライブは虹ヶ咲、Aqoursとやっていました。）
今回開催のSaint Snow 1st GIGはラブライブとしておよそ8ヶ月ぶりのリアルライブです。
横浜公演day1・day2夜に参加してきましたので、語彙力低めでレポートをお送りします。
※本記事の内容は横浜公演に関するものです。
イベント概要
【公演名】ラブライブ！サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG ～Welcome to Dazzling White Town～
【日時】
・横浜公演（全3公演）
day1：2020年10月17日（土）開演18:00
day2：2020年10月18日（日）開演13:00（昼公演）、開演18:00（夜公演）
・札幌公演（全3公演）
day1：2020年11月7日（土）開演13:00（昼公演）、開演18:00（夜公演）
day2：2020年11月8日（日）開演14:00
【出演】Saint Snow（田野アサミ、佐藤日向）
【会場】
・横浜公演：ぴあアリーナMM
・札幌公演：真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
公式サイトはこちら。
新しい生活様式準拠のライブ（ラブライブ編）
コロナ禍でのライブは様々な制限があります。各公演でそれぞれルールが異なりますが、ラブライブはバンドリより厳しい印象です。
感染症対策としてキャパシティの制限・入場時の顔認証（電子チケットに顔写真登録）・マスク着用・声出し禁止などなど、様々な取り組みやルールがあります。
- チケットは1枚のみ申し込み可。連番は無し。
- 入場時、顔認証による本人確認実施。（事前に登録）
- 37.5度以上入場不可。マスク着用必須。
- フラワースタンド・プレゼント等の贈り物禁止。
- 公演中は着席。立ち上がっての鑑賞は不可。
- 公演中は声出NG。
- 物販は事前予約・当日受け渡し。予約無しの販売は無し。
先行してライブを再開していたバンドリとの大きな違いは着席強制という点でしょうか。
個人的にはちょっとやりすぎじゃないかなと思います。
虹ヶ咲の2ndライブが無観客になったり、Aqoursのドームツアーが中止になったりという中での開催ですので、ラブライブ運営の方針として安全側に倒しているんでしょうか。
飛沫感染防止という意味では声出し禁止だけで十分なような気が…。まぁ、全席着席と席の間引きのおかげで見やすくは有りましたので、悪いことばかりでもありません。
物販は事前予約制でしたが、当日でも予約できる枠が結構有りました。無駄に並ばなくて良いので、このシステムは今後も採用して欲しいですね。
受け取り会場はこんな感じ。この奥に受け取り場所のテントが並んでいます。
会場
概要
ぴあアリーナMMは2020年7月に開館したばかり。公演時点ではまだ3ヶ月しか経ってないですね。
僕も今回初めて行きました。
キャパシティ：最大約12,000人（本公演は5,000人に制限）
最寄駅：みなとみらい線みなとみらい駅・新高島駅、JR桜木町駅・横浜駅
横浜駅からは徒歩20分弱、他の駅からは10分弱です。
横浜からはそれなりに歩きますが、最寄り駅が多いのでアクセスは良好ですね。
実際に横浜駅・桜木町駅の両方から歩いてみましたが、やはり横浜駅からは距離があります。決して遠すぎるというわけではなく、東口から数回曲がれば会場に着くので散歩がてら歩くのも良いと思います。
入場
入場口はアリーナ・2Fスタンドと3,4Fスタンドの2つに分けられていました。
3,4Fスタンドは左側の列に並び、最終的にこちらの階段を登って入場します。
自分はアリーナ席でしたので、右側に進んでこちらの列に待機しました。
（day1の様子。day2は開演30分前に行ったら並ばず入れました。）
入場は「顔認証と同時に検温→靴と手を消毒」という流れです。そういえば持ち物検査がありませんでしたね…。
顔認証は事前にWEBで登録した顔写真をブラウザに表示し、認証用カメラの前にスマホの画面を見せながらというスタイル。
この画像の左上の形でカメラの前に立ちます。
顔認証が住むと先に手消毒用のアルコールと、靴消毒用のマットが敷いてあるので、除菌が完了したら入場です。
検温と顔認証が同時に進むので入場は割とスムーズでした。
ただし、顔認証前にWEB上で「同意書に同意する」ボタンを押しておく必要があるのですが、押し忘れている人がちらほらいたので注意が必要です。
推し忘れていると一旦列から外れてスマホでの操作を求められるため、自分も後ろに並んでいる人も若干進みが遅れます。気をつけましょう。
入場後、エントランスでは希望者に対してフェイスシールドが配られていました。
座席
こちらがアリーナのブロック図。イベントによっては撮影禁止のこともありますが、今回はOKでした。
今回の席はday1はD2ブロック、day2はW7という当たり席でした。着席強制、前後左右は空席ということもあってとても見やすかったです。
また、アリーナ席は他会場ですとパイプ椅子であることが多いですが、ぴあアリーナは映画館の様なちゃんとした椅子です。左右にドリンクホルダーまでついています。
スタンドは2F〜4Fまでの3フロア構成。東京ガーデンシアターや武蔵野の森のようにステージまでの距離は近めです。やはり新しい会場だけあって、見やすさや設備は良い感じですね。
1F～4Fまで自由に行き来できたので2F,3F,4Fと最後方からステージを見てみたのですが、意外と距離は感じませんでした。普通に見やすい。
ただ、ステージ近めで角度のある席だと、スピーカーがモニターに掛かって一部見えなくなりそうです。
トイレも数が多く、僕が行ったときは待ち行列もできていませんでした。
アリーナフロアには2箇所のトイレがあります。
ちなみに↑の画像左下の男子トイレは小便器15個、大便器3個でした。小便器は十分ですが、大便器のバランスおかしくないですかね…もう少し多くても…。
また、白字で書いてある場所が出入り口のドアになります。入場時はL側のドアが閉じられていましたが、退場時は全て開放されたためスムーズに撤収が可能でした。
周辺施設
ぴあアリーナ自体に飲食店が併設されているため、開演前に腹ごしらえを行うことか可能です。
最寄り駅周辺は言うまでもなく飲食店が多いため、食事や打ち上げ、時間潰しには困らないでしょう。
また、今回のライブに関連して桜木町駅前の「桜木町ぴおシティ」で期間限定ショップが開催されていました。ライブグッズは売っていませんが、サンシャイングッズが欲しい人にはライブついでに丁度いいですね。
ぴおシティがレトロ感あふれる建物で、ショップも仮設感が半端ないですが品揃えはちゃんとしてます。
ライブ内容
セットリスト・感想
【day1】
1.Dazzling White Town
2.CRASH MIND
3.DROPOUT!?
-トークパート-
4.Lonely Snow Planet
5.Awaken the power
6.After The Rain
-幕間（19:25～19:45）-
7.SELF CONTROL!!（衣装も同曲のものにチェンジ）
8.Over The Next Rainbow
＜アンコール＞
9.Dazzling White Town
-MC（終わりの挨拶）-←配信はここまで
-抽選会- 20:10頃終演
【day2】
1.Dazzling White Town
2.CRASH MIND
3.DROPOUT!?
-トークパート（18:15～19:05）-
4.Lonely Snow Planet
5.SELF CONTROL!!
6.After The Rain
-幕間（19:20頃～19:38）-
7.Awaken the power（衣装も同曲のものにチェンジ）
8.Over The Next Rainbow
＜アンコール＞
9.Dazzling White Town
-MC（終わりの挨拶）-←配信はここまで、20:04頃終了
-抽選会- 20:11終演
曲数が少ないこともあり、トークパートを挟みながらというAqoursのファンミーティングに近い構成です。
Dazzling White Townは網タイツがブラックライトでピンク光る演出、間奏でライトセーバーを振り回す等、PVの世界観を再現していてカッチョ良かったです。
間奏終わりに姉さまがカッコよく投げ捨てたライトセーバー、day1ではスタッフさんがキャッチし損ねていました。ドンマイです。
セトリで意外だったのがSaint Aqours Snow楽曲をやったことと、Believe againをやらなかったこと。
前者は曲数少ないので理解できますが、後者は何でですかね…？セトリを少しでも変えるために温存…？
と、思っていたらday2の昼公演だけやっていたんですね、Believe Again。人気曲なんだから3公演全てでやればいいのに…。
というか曲数少ないのだから下手に削る必要なかったのでは？この点だけが本ライブにおける最大の不満点です。聴きたかっただけなんですけどね、Believe Againを。
トークパート（day1）
コールアンドレスポンスをどうするのかと思っていたら、レスポンス部分はまさかの手拍子対応。観客のリズム感が試されます。
その後、衣装のお披露目を行った後にコーナーへと移ります。ちなみに田野さんのお気に入りポイントは衣装では無く、曲中ブラックライトで照らされた際に光る自分の歯だそうです。
最初のコーナーは「GIG TALK」。お便りコーナーですね。事前に寄せられた質問に対してテンポよく回答していきます。質問者が会場にいるパターンでは、田野さんが5,000人の中から秒速で質問者を見つけていました。
次のコーナー（そして最後のコーナー）は「エンジェル SESSION」。4択のクイズにSaint Snowの2人が答え、正解する毎にサイン入りTシャツが会場・配信の客にプレゼントされるというコーナーです（プレゼントの抽選は別途実施）。
超難問クイズと言うだけあって、難易度は凄まじいものでした。
- 1期7話、Saint Snow初登場時に千歌が付けていたヘアピンの形は？（✕）
- 1期8話、東京のライブイベントで6位だったグループの名前は？（○）
- 2期9話、ハセガワストアの焼き鳥弁当に書かれている文字は？（○）
- 2期12話、神田明神の絵馬に「誰にも負けないサイコーのライブにする」と書いたスクールアイドルの名前は？（✕）
- Saint Snow 1stシングルのPVで聖良が投げた小銭に書かれていない文字は？（○）
- セイントスノーの正しい表記は？（○）
サービス問題の最後を除いて、僕はさっぱり分かりませんでした。ちなみに3問目はメールコーナーで見つけた北海道からの観客に答えを聞くと言う荒業を試みていたところ、アリーナに焼き鳥弁当のTシャツを着ている観客がいたというミラクルが発生。
北海道から来る人も凄いし、たまたまTシャツ着てる客がいるのも凄いわ…。
ちなみに最終問題の選択肢はこちら。
- セイン&スノー
- せいんとすの～
- 世印戸酢能
- Saint Snow
田野さんは世印戸酢能がお気に入りでした。
トークパート（day2夜公演）
千秋楽のトークパートはGIG TALK Specialと銘打って、お便りコーナー一本のみでした。
個人的にday1のクイズのような、バラエティ的コーナーが好きだったので少し残念。
お便り読まれたい人も多いでしょうから、好みは分かれるでしょうね。
day1ではクイズのご褒美扱いだったサイン入りTシャツでしたが、day2夜公演は5枚で固定でした。
お便りの中で「お互いのキャラ・キャストにして貰いたい髪型」という話になり、お互いに絵を書くことに。
田野さん→佐藤さんは会場がみなとみらいということで中華風お団子ヘアー。
佐藤さん→田野さんはツインテール（そして服装は園児服）。
お二人共独特な絵でした。というか何故園児服…？
もう一つ印象的だった話が「入場時にBGMが流れる際、田野さんが舞台裏でフリーダンスを踊っている」という話。
今回新規に制作されたかっちょいいMIXのBGMですが、田野さんはリハ時からノリノリで踊っていたことが佐藤さんから明かされました。
流れで実際に踊ってみることに。佐藤さんも巻き込まれて踊らされていましたが、照れながらもやり切る田野さんが可愛い＆格好良い。
なにより一公演中二回も入場曲を聴けたのは良かったです。
幕間
田野さん、佐藤さんがセトリを考える場面からスタート。
1st GIGを成功させる為には合宿ならぬ「ダズ会」が必要と言う話に。
「行こう！ダズ会」を合言葉に、ダズ会スタート。
以降は練習の風景を流しつつ、二人のインタビューが流れていく。
インタビューの内容より、佐藤さんが着ていた「じゃがバター」とデカデカ書かれたTシャツがすごく気になりました。
・day1
インタビューは最後に「SELF CONTROLについて」という内容になり、二人が曲に対する想いを語る。その流れで1期7話神田明神での初登場シーン～東京ライブがスクリーンに映され、ステージ上には2人が登場。「SELF CONTROL!!」のパフォーマンスに繋がる。
・day2（夜公演）
インタビューは最後に「Awaken the powerについて」という内容になり、二人が曲に対する想いを語る。その流れで第2期第9話、函館のがスクリーンに映され、ステージ上には2人が登場。「Awaken the power」のパフォーマンスに繋がる。
幕間は前半部分は同じ内容で、後半の曲について語る部分が公演ごとに分岐する構成でした。
ちなみに僕が参加しなかったday2昼公演は「Believe Againについて」だったそうです。
聴きたかった…Believe Again…。
抽選会
終わりの挨拶と一緒に配信は終わり、会場ではトークパートのご褒美であるサイン入りTシャツ抽選会を開催（会場分の抽選。配信分は別途抽選し当選者に連絡）。
入場者5,000人に対して景品は5つ。1,000分の1…絶妙な確率ですね…。
・day1
day1はスタンド2Fとアリーナに当選が多かったのですが、もちろん僕は当たりませんでした。
・day2
day2はまさかのアリーナ当選無し。アリーナ席だった僕は、一瞬もドキドキする間も無く終わってしまいました。残念。
とはいえ、こういった企画は夢があるので今後も続けて欲しいです。
抽選会終了後はステージから挨拶を行っていたのですが、お辞儀をする度に佐藤さんの髪の毛が髪飾りに絡まってしまうトラブルが発生。
その度に直してあげる田野さん、姉妹感があってすごく良い。最終的に「髪の毛を手で持ってお辞儀すれば良い」というアドバイスを受けて実践する佐藤さん、すごく良い。
まとめ
開演前はスクリーンでCMやPVが流されていました。その流れで「コットンキャンディえいえいおー」が流れたのですが、大画面&大音量のコットンキャンディ、良いですね。会場も何故か拍手が沸き起こってました。声を出せれば盛り上がっただろうに…。
コットンキャンディの話はともかく、Saint Snowの曲も合いの手が盛り上がるので声が出せないのはやっぱり残念です。
声出しの楽しみは次の機会に取っておきます。
