遅延の少ないイヤホンを求めて早幾年。
そんなときに訪れたAmazonブラックフライデーセール。
遅延の少ないコーデック「aptX Adaptive」に対応したイヤホンが格安で売っているという情報を見つけ、買ってみました。
結論から言うと、コスパ最強のあたり商品でした。
以下記事で紹介したRazer Hammerhead True Wireless(長いのでRazer TWSとします)と比較しながらご紹介します。
※本記事はPixel 4に接続した場合の感想となります。
商品概要
商品名:Sonic
メーカー:SOUNDPEATS
連続再生時間:最大35時間
(ケースでの充電込み。単体だと最大15時間)
※aptXやadaptive利用時は2~3割短くなるとのこと
充電時間:最大1.5時間
(イヤホンのみ。ケースの充電時間は最大2時間)
対応コーデック:SBC, AAC, aptX Adaptive
通信方式:Bluetooth 5.2
形状:カナル型
防水:IPX5
色:銀灰色
充電端子:USB Type C
価格:4,980円
(発売時税込価格。ブラックフライデーセール時は3,735円)
公式サイトはこちら。
どっちが表でどっちが裏なのかよくわからないパッケージです。
謎のお兄さんが写っている方が商品名入っているし、表なんでしょうか。
箱を開けると中から本体が登場。上部の黒っぽい箱にはUSBケーブルが入っていました。
本体以外の付属品はUSBケーブルとイヤーピースのみ。他にはペーパー類(説明書、SNSアカウントの案内、ロゴ変更のお知らせ)が封入されています。
本体はカナル型のイヤホン。耳から出る部分が若干大きいですね。
ロゴ部分は電源ON時やペアリング時に、白やオレンジに光ります。使用中は光りませんのでご安心を。
良い点
aptX adaptive非対応でも低遅延
僕が普段利用しているスマホはPixel 4で、残念ながら低遅延のaptX adaptiveには非対応です。
が、adaptive非対応のスマホに接続しても遅延が少ないです。低遅延が売りのRazer TWS(ゲームモード時)に近いレベルで遅延が少ない。
左イヤホンを3回押すとゲームモードに切り替わるのですが、そうすると更に遅延が少なくなります。
ゲームモード有効時はRazer TWSを超える遅延の少なさです。ただ、電源をOFFにするとノーマルモードになってしまうため、都度有効にする必要があります。
ただやはり、音ゲーでタップ音ズレが完全になくなるレベルでは有りません。
違和感はあるものの、まぁプレイは出来るかなって感じ。スクフェスとD4DJは割とプレイできて、ガルパはちょっと違和感が大きい。
それでもこのレベルの遅延なら割と満足です。
adaptive対応機器に接続すると更に低遅延となるのでしょうか。
いつか試す機会があったら追記します。
長時間再生
イヤホン単体で15時間再生は完全ワイヤレスイヤホンの中で最上位の長さです。
ケースを使って充電すれば35時間、日常的な使い方であれば充電を気にする必要は無さそうです。
低価格
イヤホン単体で15時間再生・aptX adaptive対応・IPX5レベルの防水・adaptive非対応でも低遅延と申し分のないスペックながら、定価で4,980円。セール時だと3,735円。
Razer TWSが12,000円台での発売だったと考えると、超安です。
何故こんな安いのか、さすが中国メーカーといったところですね。
物理ボタン
左右のイヤホンのロゴ部分は物理ボタンとなっており、様々な操作が可能です。
Razer TWSはセンサーボタンで反応しないことが多々あったため、物理ボタンはありがたい。
ゲームモードへの切り替えも失敗せずに行えます。
悪い点
サイズがやや大きい
再生時間とのトレードオフなのか、イヤホンのサイズは少し大きめ。
気になる人は気になるかもです。
説明書の日本語が怪しい
「充電ケースに充電ケースする際」ってなんですかね。予測変換間違えたみたいな誤字です。
これは一例ですが、説明書は日本語が不自由な部分が散見されます。
意味は伝わるから良いんですけどね。
無音時、たまに音が気になる
スマホと接続して何も流していないと、たまに左イヤホンから「チチチチチ」と小さい音が聞こえます。
毎回じゃないのですが、何の音なんですかね。しかも左だけ。
スマホとの相性なのか、この機種の特性なのか、ハズレを引いたのか…よく分かりません。
実用に差し支えはないので良しとします。
まとめ
僕のスマホはaptX adaptive非対応で、値段も安めということであまり期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。
定価でも買いだと思います。
低遅延を求める人、長時間再生を求める人にはオススメの一品です。