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リニューアル直後の余市蒸溜所に行ってきた

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北海道余市町にあるニッカウヰスキー余市蒸溜所。

2023年1月9日に見学施設の「ニッカミュージアム」がリニューアルオープンしました。

オープン翌日の1月10日、雪が降る中行ってきました。

余市蒸留所とは

ニッカウヰスキー創業の地である北海道余市町にある蒸留所。

現在も現役で稼働しており、施設見学や試飲・ウイスキーの購入が可能。

2023年現在施設見学は事前予約制(無料)ですが、ミュージアム・有料試飲・レストラン・売店は予約なしでも可。

蒸留所は余市駅から徒歩数分の距離にあり、札幌駅から1時間程度。

乗換なしでも行けますが、大体の時間は小樽乗り換えが必要。

また、本数はとてつもなく少ないので時間によってはバスが便利です。

駐車場もありますが、試飲ができなくなるので公共機関がおすすめ。

見学を行う際はこの正門で受付を行います。

 

正門入ってすぐの場所にある大樽看板。

蒸溜所見学

シアター(ビジターセンター)

蒸留所見学の受付を済ますと、正門左手にあるビジターセンターに案内されます。

この奥がシアターとなっており、見学の導入映像を視聴します。

リニューアル後より上映を開始した映像は数分程度で、余市蒸留所や創業者の竹鶴政孝にさらっと触れる内容です。

映像を見終わったらガイドの方に案内され、いよいよ見学スタートです。

ちなみに冬季は雪の関係で入れない建物がいくつかあります。

 

ビジターセンター内のエンブレム。かっこいい。

 

余市蒸留所の全体図。

乾燥党(キルン塔)

大麦をピートで燻しながら乾燥させる乾燥塔。

現在は使用されておらず、イベント時のみ使うとのこと。

ご覧の通り冬季は雪に埋もれて見学不可。

以前、夏に訪れた際は中に入ることができました。

当時はサンプルとしてピートが展示されており、手にとって触ることができました。

 

蒸留塔

もろみを蒸留するためのポットスチルが並んでいます。

実際稼働しているものですが、来訪した1月10日は冬季休業中のため、石炭を焚べるところは見られず。

 

新年だからか、鏡餅が飾られていました。

ポットスチル上部のしめ縄は、毎年付け替えるとのこと。

今は年が明けたばかりなのでしめ縄についている紙垂が真っ白ですが、段々と黒ずんでいくそうです。

 

ウイスキーができるまでの流れが図示されていて非常に分かりやすい。

 

ニッカウヰスキーもう一つの蒸留所、宮城峡との違いも掲示されていました。

粉砕・糖化塔

麦芽を粉砕し、麦汁を作る施設。こちらも冬季は見学不可。

門の外からガイドの説明を受ける形になります。

 

旧事務所

竹鶴政孝の執務室として建てられた事務所。冬季見学不可。

正門から乾燥塔、粉砕・糖化塔を通過した場所にありますが、創業当初は事務所前が正門だったそうです。

 

一号貯蔵庫

実際にウイスキーの原酒が樽に詰められている貯蔵庫。

ここにも鏡餅が鎮座していて可愛い。

 

色んな角度から樽を撮ることができます。

ガイドさんおすすめの撮影スポットです。

無料試飲

蒸留所見学を終えたあとは試飲会場で三種類のウイスキーを飲む事ができます。

こちらの建物の2階が試飲会場。

奥はレストランになっています。

 

いざ試飲会場へ。

 

今回の試飲はシングルモルト余市・スーパーニッカ・アップルワインの3種。

数年前に一度訪れた際は余市ではなく竹鶴でした。

期間によって変わるのか、今は余市なのか…不明。

 

おすすめの飲み方が記載されているので助かります。

氷・炭酸水・水(冷水・常温)も用意されており、自分好みの飲み方で飲むことができます。

 

どのグラスがどのお酒か、ちゃんと蓋に書いてあるので分からなくなることもありません。

売店

売店の目玉はやはり蒸留所限定のウイスキー

この店にあるのはすべて蒸留所限定。

中央にある「鶴」はお値段14,000円(税込)、1人1本限定ながら朝10:30の段階で残り2本。

この写真を撮ったあとに売り切れました。

入店時には6本あったのに…。

 

蒸留所限定余市は各種500mlが1人1本、180mlが1人2本までです。

赤い箱がシェリー&スイート、黄色い箱がウッディ&バニリックで500ml 6,800円。

鶴と違いこちらの在庫は潤沢でした。

 

シングルモルト余市

700ml 4,950円で1人1本限定。

 

余市蒸留所限定ブレンデッドウイスキー

500ml 3,050円で1人3本限定。

ミュージアム&有料試飲

リニューアルされたミュージアム

右手前に写っている建物と、左奥に小さく写っている建物の二棟で構成されています。

ブレンダーズ・ラボ

ウイスキー作りをブレンダー目線で楽しめるエリア。

映像・展示で学ぶことができます。

 

中央にあるこのテーブルは千葉県柏市のブレンダー室内を再現したもの。

ストーリー・オブ・ニッカウヰスキー

ニッカウヰスキーを代表する4ブランドを紹介するエリア。

 

余市

 

フロム・ザ・バレル

 

ブラックニッカ

 

竹鶴

 

有料試飲 / ディスティラーズトーク

ミュージアム中盤には有料試飲エリアがあります。

飲めるお酒はこちら。

1杯15mlで3種類まで注文することができます。

売店で買うものを選ぶため試飲するのもよし、ここでしか飲めない貴重なものを頼むもよし。

と言うかどれも超絶安いんですよね。さすがメーカー直売。

 

そんなわけで左から順に
シングルカスク余市 10年(1,000円)
シングルモルト余市 2000's(400円)
・鶴(600円)
を注文。

受け取り時に「余市二種類は一口味を見た後は加水すると良い」とアドバイスを頂きました。

紙コップには加水用・チェイサー用の水がスタンバイ。

加水時は紙コップの縁を折っていれると、上手く注ぐことができます。

写真を撮り忘れましたが、有料試飲はスタンディングテーブルで飲むのですが、そこの壁面でディスティラーズトーク(スタッフの対談映像等)が上映されています。

ちなみにこの有料試飲エリアでちょうどミュージアムの中間地点、建物1棟目が終了となります。

 

渡り廊下でウイスキーを見ながら二棟目へ移動。

 

竹鶴イズム

ここから先が2023年1月9日よりリニューアル公開されたエリアです。

竹鶴政孝の人生をパネルや動画、現物の展示にて紹介しています。

 

実際に使用していた旅行カバン。デカい。

 

スコットランドの行動ルート。

各地で何をしたのか書かれていて面白い。

 

竹鶴ノートの中身が電子化されており、タッチパネルで自由に見ることができます。

 

以下その他展示の写真。

その他

蒸留所内にある竹鶴政孝蔵。

乾燥塔前の樽。下段が雪で埋まっています。

見学も雪が降る中行いました。

 

余市駅へは交通系ICカードを使用して行けません。

切符を買いましょう。