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【資格】AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsを受けてきた

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2023年10月に「AZ-900: Microsoft Azureの基礎」をテストセンター受けてきました。

サクッと842点という良いとも悪いとも言えない点数で合格。

取得までの勉強方法と受験内容をまとめてみました。

概要

■試験名
AZ-900: Microsoft Azure の基礎(Microsoft Azure Fundamentals)

■受験料
12,500円

企業によってはMicrosoftと提携しており割引を受けられる場合もあります。

勤務先に確認してみましょう。

割引クーポンはMSアカウントに紐付けられているため、対応するクーポンがある場合には試験申込時に自動的に出てきます。

また、個人アカウントで受験を行う場合でも、企業アカウントと紐づけを行うことでクーポンの適用が可能です。

■試験内容

・試験時間:45分

・試験方式:CBT(テストセンター or 自宅)

・問題数:35問前後

・合格点:700点(1000点満点)

Microsoft曰く「クラウドの概念、Azure のアーキテクチャとサービス、Azure の管理とガバナンスについて説明する能力が測定される」そうです。

出題範囲は以下の通り。
クラウドの概念について説明する (25–30%)
・Azure のアーキテクチャとサービスについて説明する (35–40%)
・Azure の管理とガバナンスについて説明する (30–35%)

クラウドとはなんぞやというAzureとは無関係な一般的な問題と、Azureのサービスに関する問題が出てきます。

前者はクラウドに関する基礎知識があれば簡単ですが、後者は知らないと答えられないので、他社クラウドサービスを使っている人もサラッと勉強したほうが良いです。

この資格勉強を行うことで「Azureとは」ということがフワッと分かるようになるので、エンジニア以外にもオススメの資格だと思います。

■会場

・テストセンターor自宅でオンライン

自宅で受ける場合はカメラをオンにして、不正防止のために部屋を片付けたりしなきゃならんらしいです。

面倒くさそうなのでテストセンターを予約して受験することに。

都内だとそこそこの場所があり、何となく秋葉原を選択。

月曜に申し込みを行ったところ、週末は朝っぱらしか空いてませんでした。

朝弱い人は早めに予約するのがおすすめ。

テストセンターでの受験の流れ

秋葉原昭和通り口テストセンター」は昭和通り口から徒歩5分程度の場所にあります。

予約時「テストセンター1」「テストセンター2」と出てくるけど、どっちも同じ場所。

でも予約枠は違う。不思議。

 

試験当日は受験時間の30分前から受付が可能。

僕は15分前に行ったところそのまま受付→受験という流れになりました。

受付では身分証明書を提示した後、写真撮影を行います。

写真は受験後のスコアシートに印刷されるので、気になる人はオシャレして行きましょう。

 

荷物をロッカーに預けたら、入室まで椅子に座って待機。

ポケットの中身も全て空にする必要があり、入室前には手のひらを開いて両面を見せる必要があります。

入室後は指定されたPCの前に座って試験開始。

制限時間を使い切るか、問題を全て解き終わった時点で退室です。

合格までの勉強方法

僕の前提知識はこんな感じ。

・IT系勤務、業務でAzureを少しだけ触る
(構築経験は無し、Azure Monitorを眺める程度しか使わない)
・Azure以外のクラウド利用経験無し
・他のIT資格は情報処理技術者試験はNW,DB,ES,SC取得

Azureは全くわかりませんというレベルではないけど、「使えます!」というレベルではないくらいの知識量。

基礎から勉強したかったので、以下のステップで勉強を進めました。

Microsoft LearnでAZ-900関連コースを受講

Microsoft Learnは無料で使えるオンライン学習環境です。

AZ-900用のコースがあるので、これで基礎を勉強しました。

learn.microsoft.com

パート1~3まで全部受講すると大体8~9時間位。

ラーニングの中では実際にAzureの画面を操作できるため、参考書で学ぶより理解しやすいです。

②参考書の問題を解く

今回買った参考書はこちら。

AZ-900は英語版が2023年7月31日に試験内容が改定されているため、対応したテキストを購入しました。

今回に限らず、試験範囲はちょいちょい改定されるため、必ず最新の参考書を買うようにしましょう。

まず各章の章末問題を解き、間違えたところの解説を読むというスタイルで勉強を進めました。

最終章は模擬試験となっていたため、これも同じように問題を解いてから間違えたところのみを確認。

Microsoftの練習用評価試験を繰り返し解く

AZ-900のページに「無料の練習用評価を受ける」というボタンがあり、ここから模擬試験を受けることができます。

learn.microsoft.com

この模擬試験、2023年10月4日までは英語のみだったのに10月5日から突如日本語に対応しました。(記憶が怪しいので日付1日くらいズレてるかも)

10月に入ってから毎日1回模擬試験を解くようにしていたのですが、英語しか提供されていなかったため、翻訳しながら解いてました。

それがある日突然日本語に。とても助かりました。

 

MS公式の模擬試験なので勉強にはとてもいいのですが、実は試験本番と出題形式が若干異なります。

模擬試験ではチェックボックスラジオボタンを選択する問題しか出ませんが、本番ではドロップダウンリストから選択する問題や、キーワードをドラッグ・アンド・ドロップで埋め込む問題が出てきます。

まぁ問われていることは変わらないので大きな影響はないのですが、模擬試験は本番と同じスタイルだと勝手に思い込んでいたので少し驚きました。

感想

難易度も優しめで、Azureに関する基礎を学ぶには良い資格だと思いました。

何よりMicrosoft Learnで学習環境が用意されてるのが超助かる。

IT系の基礎知識がある人であれば、1週間毎日1,2時間程度勉強すれば取れるレベルの資格だと思います。